お仏壇「祈り」No.2
¥330,000 税込
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リビングに置きたいので、他の家具と合うものがいい。
いかにもお仏壇ではなく、一見するとお仏壇に見えないものがいい。
大きなものではなく、コンパクトなものがいい。
ここ数年お客様からお仏壇のご相談を受ける中で、多くの方から頂くご希望が上記の3点です。
今回紹介するのは、これまでのZEROSSOのお仏壇のいくつかの定番スタイルとは、趣をやや異にする特徴的なデザインのお仏壇「祈り」です。
左右の側板と天板は、中央が窪むように波打つように彫り込んであります。一つの面の手前と奥の角の高さが異なるため、うねるような曲面で3つの面が構成されています。これにより動きを感じるダイナミックな印象になっています。
底板は前後左右ともに傾斜カットを施し、足は付けずにそのまま底板を土台としています。
扉は芯材を無垢材で挟むようにして作った自家製合板で、真鍮製のヒンジで支えています。逆S字状の合わせ目の下部に向かって膨らみを持たせるようになっていて、下端に掘り込みを施して、ここに指を掛けて開きます。
ドットを散らして宇宙のイメージでまとめました。ドットには埋木をして明瞭になるようにしていますが、奥に下がっているものと、面一になっているものとがあり、これも変化を生み出しています。
左右の扉は上端にマグネットを仕込んでおり、ピタッと閉まるようになっています。
材はすべてウォールナットを用いました。濃色で落ち着気があり、高級感も漂う雰囲気を纏っています。
真鍮製のヒンジは、時間と共にくすみが出てきますが、これも木の変化と相まっていい感じです。磨けば光りますが、くすんだ感じも風情があります。
観音開きの扉を開けると、中には須弥壇が一つあります。固定はしておらず、置いてあるだけです。一般的には、須弥壇の上にご本尊やお位牌を置き、手前に仏具や遺品、写真などを置きます。宗派による決まりごとはそれぞれにあると思いますが、毎日気持ちよく手を合わせることができる場所であることが大切ですので、好きなものでまとめることをお勧め致します。
内部の奥、須弥壇の背にあたる部分は3枚の板で構成されており、中央の板が3mm程度前に出ています。センターを意識したデザインです。
この背板の反対側が、お仏壇の裏側になります。裏側も美しく仕上げてありますので、裏が見える場所に置いても大丈夫です。
仕上げにはオイルウレタンを用いました。オイルよりも耐水性が高いのですが、完ぺきではありませんので、水分が付いたら早めに拭取るようにしてください。
昔からあるような大きくて煌びやかなお仏壇は、仏間もない現代の暮らしには合わなくなってきています。しかし、お仏壇を置きたい、しかもリビングなど暮らしの身近な場所に置きたい、というご希望を多くの方が持っていることも事実です。
そのような希望に応えるための、一つに選択肢としての「祈り」です。
サイズ:幅280mm、高さ365mm、奥行き220mm
本体内寸 幅220mm、高さ282mm、奥行195mm
材 料:ウォールナット
仕上げ:植物性ウレタンオイル仕上げ(オリオ2)
※耐水性は完全ではありませんので、水分が付いたまま放置するとシミになることがあります。水分が付いた場合は、早めに拭き取るようにして下さい。
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